スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

-------- -- --:--
別窓 | スポンサー広告
「事件が原因で家庭を持てなくなったら……」、なら私は??
子どもの性被害:届け出る勇気を 「本人つらい」親が拒否 余罪重ねる容疑者


女児が被害にあった、自宅マンションの脇
 小学生の女児への強制わいせつ罪で今月8日、静岡県沼津市の建設作業員、青山大介被告(22)が、静岡地検沼津支部に起訴された。母親が警察に届け出て、女児が男の顔を覚えていたため逮捕につながった。男は十数件の余罪を認めており、被害者は複数いた可能性がある。なぜ、危険情報は伝わらなかったのか。子どもの性被害を防ぐ方法を考える。【榊真理子】

 今年1月初め。静岡県東部に住む女児(7)は、学校から帰宅するとヘルメットをかぶったまま床に座り込み、ぼうぜんとしていた。母親(32)が「どうしたの」と尋ねると、「お母さん、ないしょにしてね。男の人におしっこみたいなの飲まされた」と話した。

 驚いた母親はすぐにうがいさせ、証拠を残すために水を保管して警察を呼んだ。女児は自宅マンションの階段前で、男に「○○さん知らない?」と声を掛けられた。「お願いがあるんだけど、しゃがんで目つぶって、口開けて」とマンションの隅へ連れていかれ、性器を口の中に入れられた。男は最後に「感想は?」と尋ねたという。

 それ以来、女児は1人で眠れなくなり、買い物にも遊びにも行けなくなった。留守番も嫌がった。事件から2週間後に、1人で先に帰宅したときは、鍵がかかる母親の部屋にいた。涙の跡がべっとりついて、ぱんぱんに腫れた目で出てきたという。泣きながら昼寝をしていたのだ。

 1月末、警察のカウンセリングを受けた日、女児は事件以来初めて「1人でジュース買いに行く」と言った。夕方の5時ごろ。母親は不安もあったが、「早く元の生活に戻った方がいい」と買い物を頼んだ。すると、帰宅するなり買ってきたグレープジュースを玄関におき、洗面所でうがいを始めた。「また同じ人に、同じことされた」という。

 自宅近くのアパートで、外階段の脇に人影を見つけた。近所の人だと思いあいさつすると、あの男だった。「ちょっとお願いがあるんだけど。すぐ終わるから」と階段の陰へ連れていかれたという。

 前回の被害後、母親が「なぜ逃げられなかったの」と尋ねると、「声かけられて固まっちゃった」と話していた。この時も同様だったのだろう。

 母親は「思春期になって『自分は汚い』と思ってしまうのではと心配。事件が原因で家庭を持てなくなったら……」と強い不安を感じている。加害者が社会に復帰した後、報復されることを恐れ、引っ越しも考えている。

  ◇  ◇

 5月18日、警察が女児に示した顔写真の中に男の顔があり、青山被告の逮捕につながった。地元署によると、青山被告は十数件の余罪を認めているという。被害報告が周知されていれば、用心する人が増え犠牲者が減った可能性もある。不審者情報はどう扱われているのか。

 静岡県警は「エスピーくん 安心メール」で、不審者情報を配信している。寄せられた情報から、捜査に影響のあるものや被害者の同意が得られなかったものなどを除き、周知している。しかし今年1~2月の配信情報に、女児と同じ被害は見当たらない。

 地元署には2月、小学生の親から「危険な目にあったのでパトロールを強化してほしい」と連絡があった。青山被告の供述によると被害児童の一人と見られたが、警察が被害届を出すように促しても、「本人が思い出してつらいから」と拒否されたという。わいせつ被害は他者に打ち明けるのが難しく、結果的に危険情報が行き渡らなくなっているのだ。

 ◇情報の蓄積が抑止力に 「声かけ」甘く見ず
 警察庁のまとめた犯罪情勢によると、10年の強制わいせつの認知件数は7027件。19歳以下の子どもについては3760件で、未就学98件▽小学生891件▽中学生539件▽そのほか2232件--となっている。12歳以下の子どもに対する強制わいせつは1063件で、09年(936件)に比べ13・6%増えた。

 子どもの安全教育などを行う「ステップ総合研究所」(東京都)特別顧問の清永賢二さんは「情報の蓄積が抑止力になる。被害にあったらすぐ届けてほしい」と話す。

 性的被害の場合、周囲に知られ本人が傷つくのではないか▽犯人からの報復が心配▽子どもに隙(すき)があったと思われるのではないか--などの理由で、届け出をためらう親も多いという。清永さんは「警察は秘密を守る。次の被害を食い止めるためにも勇気を持ってほしい」と促し、「警察、自治体、学校が連携し、情報を集めるべきだ」と話す。

 性犯罪の特徴は、成功体験を重ねてエスカレートすること。突然わいせつ行為に及ぶのではなく、声かけ→つきまとい→連れ込みと変わっていく。早い段階で犯罪の芽をつむことが大切で、声かけ事案も情報提供が必要だという。

 清永さんらが昨年12月から今年1月にかけて、全国の児童、生徒1640人に行った調査で、「追いかけられる」「体をタッチされる」など、危ない目にあった子の9割は家の人、4割は先生に話していた(複数回答)。清永さんは「目を合わせない、言葉が少ないなどいつもと異なる様子があれば、先生や友人に聞いてほしい」と話す。警察などの不審者情報メールに加入し、近所で情報交換することも有効だ。

 静岡の女児が2回も被害にあったように、いざという時逃げるのは難しい。清永さんは「大きな声で叫んで逃げる練習をしておくことが必要」と話している。
スポンサーサイト

2011-07-11 Mon 14:08
別窓 | 未分類 | コメント:0 | トラックバック:0
<<こんな判決もあるのか。 | 不死鳥の独り言 | ブラック企業で神経が病んだ場合、障害年金が取れるのに、婚姻というブラック企業の場合は???>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

| 不死鳥の独り言 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。